大谷“城島超え”日本人歴代最多19号3ラン!3戦連発 左腕から2本目

[ 2018年9月8日 12:03 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2ホワイトソックス ( 2018年9月7日    シカゴ )

<ホワイトソックス・エンゼルス>3回1死一、二塁、19号3ランを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「5番・DH」で先発出場し、3回の第2打席で今季2度目の3戦連発となる19号3ランを放った。メジャー1年目の日本人選手の19本塁打は、06年の城島健司(マリナーズ)の18本を抜いて単独最多となった。大谷の、試合の流れを呼び込む3ランを含む4打数1安打3打点の活躍などで、チームは5−2で快勝した。

 相手先発は今季6勝4敗の左腕、カルロス・ロドン。0−1で迎えた3回の第2打席。アップトンの中犠飛で同点に追い付き、なおも1死一、二塁の好機の場面だった。2ボールから、151キロの直球を捉え、センター右へ。中堅の差し出したグラブごとスタンドインする勝ち越しの3ランとなった。対左腕ではベンチスタートが多かった大谷だが、4日のレンジャーズ戦では左腕のマイナーからメジャーで初めて本塁打を放って攻略。この日が左腕から記録した2本目の本塁打となった。

 大谷の3試合連続本塁打は、4月3、4、6日(同4、5、7日)に放って以来、今季2度目となる。

 2回無死1塁の第1打席は1ボール2ストライクと追い込まれて遊ゴロ。先頭で入った5回の第3打席は四球。同じく先頭の7回の第4打席は、3番手の左腕、バマーを相手に空振り三振。3たび先頭で入った9回の第5打席は、4番手右腕・ゴメスを前に見逃し三振に倒れた。

 チームは1点を追う3回、アップトンの中犠飛、大谷の3ランで4点を奪い逆転。4回に1点を返されたが、7回にシモンズの中越えソロで再びリードを広げて快勝し、2連勝とした。

 大谷は5日(同6日)に受けた精密検査で右肘じん帯に新たな損傷が判明し、手術を勧告された。今後については、球団と10日(同11日)に話し合う。

 ▽06年の城島健司 ソフトバンクから日本選手初のメジャー捕手としてマリナーズ入り。開幕戦の4月3日エンゼルス戦で第2打席に初安打を本塁打で記録した。9月19日に03年松井秀を超える17号。同24日に18号を打った。144試合出場で打率.291。

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