楽天「北海道とともに」ハム戦勝利後、選手がファンが北海道にエール

[ 2018年9月8日 17:57 ]

パ・リーグ   楽天9―4日本ハム ( 2018年9月8日    楽天生命パーク )

8日に楽天生命パークで行われた楽天―日本ハム戦で「北海道と共に」と記したボードを掲げるファン(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は8日の日本ハム戦で2桁安打と打線が爆発し3連勝。先発の岸は5回4失点で10勝目(3敗)。13勝した西武時代の2014年以来4年ぶり8度目の2桁勝利を挙げた。

 打線は2回にビッグイニング。内田の左翼席へ運ぶ6号ソロで先制すると、村林のプロ初タイムリー、田中、島内の適時打で加点し、主砲ウィーラーが11号3ラン。打者一巡の攻撃で8点を奪った。3回には藤田が4号ソロを放ちリードを広げた。

 対戦相手の日本ハムは北海道で地震が発生してから初めての試合。球場には「地震に負けるな ともに頑張ろう北海道!」とボードを掲げる楽天ファンの姿も見られた。

 試合後のお立ち台では藤田が「僕たちは野球を頑張って、みなさんを勇気づけることしかできないが、最後まで一戦一戦大事に戦って日本を盛り上げたいと思う」とメッセージ。内田も「野球で元気を与えられるように頑張りたい」と思いを語った。

 平石監督代行も「北海道では今も大変な思いをされている方々がいらっしゃる。我々も東日本大震災のときには本当にいろいろな思いを持って野球をやっていて、全国の方々から助けていただいた。(試合前には)ファイターズだけでなく我々も、しっかりとそういう気持ちを持って試合に臨もうと話した」とコメントした。

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