大谷 新たな損傷判明に驚きなし「予想の範囲内だった」 スイングには支障なし

[ 2018年9月8日 08:54 ]

<ホワイトソックス・エンゼルス>試合前、質問に答える大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、敵地でのホワイトソックス戦前に日米の報道陣の取材に対応し、5日の検査で右肘じん帯に新たな損傷が判明した経緯を明かした。「(登板から)日数が経ってあまり抜けなかった」ため、磁気共鳴画像装置(MRI)の検査を受けたという。新たな損傷が見つかったという診断には「特に驚きは(ない)、というか、予想の範囲内だった」と冷静に話した。

 打者としてのスイングに支障はないそうで、今季終了までプレーを続ける意向。「やっている感じもそうですし、感覚的にも影響はないのかなと思っている。医療スタッフの方の判断もそういう感じかなと思っています」と語った。今季終了後にじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けるか否かは、本拠地アハナイムに戻って10日(同11日)に予定されているビリー・エプラーGMとの会談後に決める。

 チーム内には田沢をはじめ、同手術を受けた経験のあるチームメートが何人もおり、カブスのダルビッシュとも親交がある。しかし、現時点で手術についての相談などはしていないという。「(多くの人から)“何かあったら相談してくれていいよ”という感じでは言われるので、すごく心強くはあるんですけど、まだ自分の進む形がないので。(方向性が)固まったら、(手術を)経験している方に聞くことはいいことなんじゃないかなとは思います」と話した。

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