決勝犠飛の日本ハム・横尾 栗山監督からのアドバイス受けきっちり結果

[ 2017年9月30日 22:35 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3西武 ( 2017年9月30日    札幌D )

<日・西>お立ち台でポーズをとる有原(中央左)と横尾(中央右)
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 日本ハムの横尾俊建内野手(24)が30日、札幌ドームで行われた西武戦で同点の8回に決勝の右犠飛。試合後、栗山英樹監督(56)との秘話を明かした。

 チームは29日の楽天戦(同)でプロ野球タイ記録の19残塁で零敗。横尾は初回、3回の2死満塁で凡退し、8回1死満塁の絶好機は遊ゴロ併殺に倒れた。一夜明け、この日の試合前に栗山監督の元に歩み寄り「すみませんでした」と謝罪。すると指揮官からは「謝る必要はないよ」と優しい笑顔で返され「マークされてきて、そこからどうするか。しっかり(打席で)考えることが大事。なんとなく打ったら次につながっていかない」とアドバイスも受けたという。

 決勝犠飛の場面は1点を追う8回にレアードの適時打で同点とし、なお1死一、三塁。初球の152キロを空振りしたが「次も直球で押してくる」と冷静に配球を読み、逆方向の右翼に打ち返した。横尾は「試合前に栗山監督と話して気持ちの整理がついた。引きずることなく、新たな気持ちでスタートできました」と感謝していた。

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2017年9月30日のニュース