広島 期待の高卒新人捕手・坂倉が初安打初打点「ここからが始まり」

[ 2017年9月30日 21:40 ]

セ・リーグ   広島5―1DeNA ( 2017年9月30日    横浜 )

<D・広>10回2死満塁、坂倉は中前適時安打を打つ
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 広島のドラフト4位ルーキー、坂倉将吾捕手(19=日大三)が30日、DeNA戦に途中出場し10回にプロ初安打となる2点適時打を放った。

 途中出場した坂倉は、3―1とリードした10回表2死満塁でこの日、2度目の打席。「結果を気にせず、追い込まれたので食らいついて必死にいこう」と田中が投じた外角低めへのカーブにうまくバットを合わせて、打球を中前へぽとりと落とした。

 1軍4打席目での初安打は2人の走者を返す貴重な適時打となり、初打点もマークしたが「試合に勝ったことが一番の喜び」と冷静。対照的に広島ベンチは19歳の殊勲打に大盛り上がり。「先輩方、首脳陣の方が祝福してくれたので、ここからが始まりかな」と笑顔を見せた。

 「いい先輩たちばかりで、すごく支えられながら野球ができている。チームの勝利に貢献できる、勝てるキャッチャーになっていきたい」と力強く宣言。この日も7回から捕手として守備に就き、藤井、戸田、今村、中崎の4投手を無失点に導く好リードを見せた。

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2017年9月30日のニュース