橋戸賞はNTT東日本・福田周 5戦「今年は初めから日本一しか頭になかった」

[ 2017年7月25日 21:14 ]

第88回都市対抗野球決勝   NTT東日本10―4日本通運 ( 2017年7月25日    東京D )

 歓喜に沸くNTT東日本の中、ナインから祝福されたのが橋戸賞を獲得した福田周平内野手。明大から入社3年目。「今年は初めから日本一しか頭になかった」と5試合、20打数11安打、打率・550の活躍は2番打者としてチームに勢いをづけた。

 「大会前のオープン戦から調子がよかったので、そのまま大会に入れました。5試合勝つのがこんなに大変だとは思わなかった。体重も少し減ったみたいです」1回戦で4安打、2回戦3安打、準々決勝3安打、そして決勝のこの日は1安打1打点。遊撃の守備でも再三ピンチを防ぎ、攻守でチームを引っ張った。昨年は明大で同期の糸原(阪神)がプロ入り。プロ解禁の2年目で自分も!の思いの中、指名はなかった。「糸原というより、指名されるのは自分ではどうにもならないこと。まだ足りないことがあるということです。でも今年は自分の前にチームを念頭にやってきました」とその結果が橋戸賞に繋がった。

 黒獅子旗に橋戸賞、そして首位打者賞。福田が1年で大きく成長した。

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2017年7月25日のニュース