【岩手】盛岡大付　県初の３季連続甲子園切符　代表候補の植田２発

第９９回全国高校野球選手権岩手大会決勝   盛岡大付９―０久慈 （ 2017年7月24日    岩手県営 ）

＜盛岡大付・久慈＞おわんをかぶって応援する盛岡大付の部員たち
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　盛岡大付（岩手）が１４安打９得点の猛攻で、岩手では史上初の３季連続甲子園出場を決めた。侍ジャパン高校代表候補の３番・植田は２―０の６回に左中間へソロを放つと、７回には再び左中間へダメ押し３ラン。２打席連続アーチで通算本塁打を６０本に伸ばし「自分の中で決めているのはフルスイング。それをやり通せた」と胸を張った。

　１メートル６５と小柄だが、パンチ力が武器で「うちは練習試合は土日だけ。清宮君も凄いが、植田も１年生の時に約２０本打っている。そんな打者はなかなかいない」と関口清治監督。４月の練習試合で痛めた右手首は万全ではないが、今大会はチームトップの４本塁打を放った。チーム打率・３９５の強力打線をけん引する右のスラッガーは「甲子園ではつなぐことを意識して、その延長が本塁打になればいい」と意気込んだ。　（原田　真奈子）

　◆盛岡大付　キリスト教系私立校。ソフトバンクの松本裕樹がＯＢ。