【千葉】習志野・池田来翔(らいと) レフトに先制弾「狙った」

[ 2017年7月25日 05:55 ]

第99回全国高校野球選手権千葉大会準決勝   習志野7―2検見川 ( 2017年7月24日    ZOZOマリン )

<習志野・検見川>初回、先頭打者本塁打を放った習志野・池田
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 習志野(千葉)が2年ぶりの決勝進出を決めた。初回に右翼でなく左翼席へ、先頭打者弾を放った池田は「ファーストストライクを狙った」と、11年以来の聖地を目指す打線を勢いづけた。

 名前は来翔(らいと)。NTT東日本でプレーした父・真樹さん(43)は、98年の日本選手権優勝メンバーで「7番・右翼」だった。「名前が思いつかなくて…」と悩んだ末、1年後に生まれた長男に自身の守備位置を命名。池田は三塁手だが、幼い頃から野球を教わった。

 父から「小手先だけでやらないでほしい」との助言通り、池田も「当てにいくことはしない」と教えを実践する。報徳学園出身の真樹さんは、甲子園出場を果たせなかった。25日の決勝に向け「ぜひ勝ってほしい」と息子に思いを託した。 (坂本 寛人)

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2017年7月25日のニュース