逆境でも決めた　ＪＲ北海道硬式野球クラブ　クラブ唯一の都市対抗出場

第８８回都市対抗野球１４日開幕

クラブチーム化初のドーム切符を手にしたＪＲ北海道硬式野球クラブ
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　クラブチームではＪＲ北海道硬式野球クラブが唯一、今大会に出場する。

　１９０９年に創部。現存する国内最古の社会人チームだったが、経営悪化で昨年１１月に休部を発表し、クラブチームとして再出発した。練習は勤務後の夜と週末だけになり、時間は以前の３分の１以下になった。約４０００万円の年間経費も大幅に圧縮された。環境激変の中、伝統と誇りを心の支えに３年連続出場を果たした。嶋田主将は「全員が仕事も人間的にも成長できた。失うものは何もない」と言い、狐塚賢浩監督は「苦労してつかんだ代表。伸び伸びやってほしい」と話した。