【大阪】履正社・安田 急逝OBに捧ぐ高校通算60号 コールドで初戦突破

[ 2017年7月14日 16:09 ]

大阪大会1回戦   履正社9―0常翔啓光学園 ( 2017年7月14日    花園中央公園野球場 )

<履正社・常翔啓光>6回2死三塁、右越え2ランを放つ履正社・安田
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の地方大会は14日、27大会195試合が行われた。大阪大会は履正社が常翔啓光学園に9―0(7回コールド)で勝利し、初戦を突破した。

 履正社は初回、相手投手の暴投などから2点を先制。6回には2死3塁から安田に高校通算60号となる2ランが飛び出した。

 同校の野球部員として昨夏の甲子園に出場した関西大学1年生の福田観大さん(18)が8日に水難事故で急逝。部員59人は翌9日、茨木市内のグラウンドで1分間黙とうを捧げ、12日に行われた通夜にも参列した。福田さんは2日に行われた同校のOB戦にも参加していた。

 安田は「お通夜に行って最後のお別れをしてきました。福田さんに活躍する姿を見せたい。プライドを持って戦います」と話した。

続きを表示

2017年7月14日のニュース