【千葉】“二刀流”森脇で市川南逆転勝ち 場外弾&救援4回0封

[ 2017年7月14日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権千葉大会2回戦   市川南6―3佐倉 ( 2017年7月13日    袖ケ浦市営 )

<佐倉・市川南>6回から登板し、無安打無失点に抑えた市川南・森脇
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 市川南・森脇が投打にわたる活躍を見せ、佐倉に逆転勝ちした。「5番・中堅」で出場し、2回に「狙っていた」というカーブを振り抜くと、打球は左翼の芝生席を越えた。

 高校通算17本目は110メートルの場外弾。投げても勝ち越した直後の6回から2番手で救援し、4回を無安打2四球で無失点。最速142キロの直球を武器に相手を寄せ付けなかった。「ピッチングは球が高めに浮いたのでまだまだ」と話したが、存在感を発揮した。

 1年秋から背番号1を背負っていたが昨秋、今春はケガもあり外野手として出場した。「やっぱり1番がいい」と1年ぶりのエースナンバーに笑顔がはじける。目標は日本ハム・大谷。「打倒・私学」を掲げる公立校・市川南の二刀流エースが、千葉に旋風を巻き起こす。 (坂本 寛人)

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2017年7月14日のニュース