【和歌山】箕島・中川 147キロ出た プロ5球団視察

[ 2017年7月14日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権和歌山大会1回戦   箕島4―2和歌山高専 ( 2017年7月13日    紀三井寺 )

<和歌山高専・箕島>9回に登板した箕島・中川
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 今秋ドラフト候補の箕島・中川が、DeNAなど5球団が視察する前で自己最速タイの147キロをマークした。

 和歌山高専戦で4―0の9回から登板。自身の失策もあり、2失点(自責0)したが、直球で三振を奪い「状態は上がってきた。ストレートで三振を取れたのはよかった」とうなずいた。阪神の畑山俊二統括スカウト補佐は「体が強く、高校生で、この球速を投げられるのは魅力。楽しみな素材」と評価した。

 昨秋、今春と背負ったエースナンバーは、この日に先発し8回無失点だった同じ右腕の岩沢に譲った。「(先発で)投げたい気持ちはあるが、チームを勝たせる(確率が高い)投手は岩沢」。主将として4年ぶりの夏出場を最優先する言葉を選んだが、投手としてのプライドが節々に感じられた。

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2017年7月14日のニュース