【福島】小高産業技術 夏初勝利で長渕剛作曲の校歌響かせた

[ 2017年7月9日 14:22 ]

第99回全国高校野球選手権福島大会2回戦   小高産業技術3―2石川 ( 2017年7月9日    県営あづま )

<石川・小高産業技術>夏初勝利を挙げ、長渕剛作曲の新校歌を歌う小高産業技術ナイン
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 東京電力福島第1原発事故で、南相馬市小高区から避難した小高工と小高商が統合し、4月に開校した小高産業技術が3―2で石川に競り勝った。気温33度の夏空に、シンガー・ソングライターの長渕剛が作曲した校歌(作詞は作家・柳美里さん)を初めて響かせた。

 先発登板したエース渡辺和東が6回1安打無失点とゲームをつくった。7回に2失点して1点差まで迫られたが、8回から登板した1年生右腕の渡部絢斗が試合を締めくくった。記念すべき夏1勝だが、辛うじて逃げ切った展開に石附享主将は「校歌はあまり気持ちよく歌えなかった。売りが打撃なので、しっかり振り込んでいきたい」と課題を口にした。

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2017年7月9日のニュース