志望校は東大 開智・飯村 足で魅せた 夢は清宮と「六大学で戦いたい」

[ 2017年7月9日 05:30 ]

高校野球埼玉大会1回戦   開智10―1大宮光陵 ( 2017年7月8日    大宮公園 )

<開智・大宮光陵>初戦突破を喜ぶ開智の飯村主将
Photo By スポニチ

 開智の主将・飯村が50メートル6秒0の快足で大宮光陵を下した。初回の四球後に二塁盗塁に成功し、後続の適時打で先制の生還。2回にも二塁盗塁を決めるなど、6打席で1安打3四球2盗塁と1番打者としてけん引した。それでも主将は「安打も打って、その上でしっかりと出塁したい」と表情を引き締めた。

 屈指の進学校で、飯村の志望校は東大。「清宮君が早大に進学したら六大学で戦いたい」との思いもある。

 エース右腕の福島も6回1失点と好投。7回からは捕手の市川と守備位置を交代し、好リードも見せた。「人のためになる人になれ」という母の教えを実践し、福島は、防衛大への進学を目指している。

 「一つ一つ勝ってシード校を倒したい」と飯村。秀才軍団が旋風を巻き起こす。 (根本 和哉)

続きを表示

2017年7月9日のニュース