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阪神・糸井 プロ14年目で初代打安打 広島との直接対決に弾み

日本生命セ・パ交流戦   阪神0―1楽天 ( 2017年6月18日    甲子園 )

<神・楽>9回2死一塁、代打で出場の糸井は技ありの右前打を放つ
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 阪神・糸井嘉男外野手(35)が18日の楽天戦(甲子園)に9回2死一塁で代打出場して右前打を放った。左太腿裏の故障発生から4打席目、代打ではプロ14年目での初安打。4度目の零敗を喫した中、今季最多観衆4万6749人の前で見せ場をつくった。0―1の惜敗で交流戦は10勝8敗で終了。3差で追う広島との直接対決で再開する23日からのペナントレースへ向けて明るい光をともした。

 今季最多の大観衆をタダでは帰らせなかった。0―1で迎えた土壇場の9回裏2死一塁。「代打・糸井」がコールされると、聖地を埋め尽くした4万6749人から一番の歓声が上がった。今季一度もセーブ機会で失敗のない楽天・松井裕との対決だった。

 初球からフルスイングで対抗。2球目のボールを挟んで4球連続でファウルを重ねた。7球目のスライダーを見極め、8球目も続いた外角低めのスライダーを巧みにすくい上げて右前へ。過去16打数2安打で苦戦した難敵左腕を粘り強く攻略した。逆転サヨナラを期待させる局面をつくり、代走を送られた。

 9日に左太腿裏の軽い筋挫傷を発症し、翌10日に先発から名前が消えた。交流戦最後の日の練習ではアルプス席の階段を猛ダッシュし、フリー打撃でも柵越えを連発した。負傷の影響を全く感じさせない動きだった。

 左太腿裏の異変発生から数えて4打席目で初安打が出ても敗戦の帰途では無言だった。常にレギュラーを張ってきた男にとって代打は慣れない仕事で、難攻不落の松井裕を追い詰めた一打はプロ14年目通算17打席目で初の代打安打になった。

 もちろん期待されるのは、1打席勝負の“切り札”としてではない。本拠地で代打待機した6日間、試合開始後もしばらくはベンチ入りせず室内練習場で打ち込み、先発復帰の準備を整えてきた。トレーニングパートナーを務める本屋敷トレーナーも「室内でもしっかりと調整できていますし、特に何も心配することはありません」と証言。あとはいつ先発に戻るか、だ。

 首位広島とは交流戦開幕時点の1差が3差へ拡大。金本監督は23日からの敵地での直接対決を早くも見据えた。「選手も十分に分かっているだろうから。ゆっくり(体を)休めて打つ方の調子を上げていかないと。本当に」。糸井が先発を外れた8試合は4勝4敗。誰が鍵を握っているかは明白だ。12年ぶりの頂点を目指した戦い。勝負の初夏が近づいてきた。(山添 晴治)

 ▼阪神・片岡打撃コーチ (糸井の代打ヒットに)1本出たのは良かった。代打でもヒットが出ていなかったから、これをきっかけに交流戦後も頑張ってほしい。

[ 2017年6月19日 07:50 ]

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