メジャー招集 軸は上原と青木 マー君&マエケンは難航か

[ 2016年11月14日 08:30 ]

侍ジャパン強化試合 ( 2016年11月13日    東京D )

レッドソックスの上原

 日本人大リーガーの招集については、早ければ18日から本格交渉に突入する。米国時間17日(日本時間18日)に出場国による「レギュレーション会議」が行われ、球数制限や、ラウンドごとの限定招集ルール、メンバー登録期限などが決まる。

 小久保監督は「17日に会議があって登録期限なども分かると思う。その後にメジャー選手について、所属球団やMLBと話し合っていくことになる」と語った。

 投手では上原(レッドソックス)、野手では青木(アストロズ)の招集が軸となる。関係者の話を総合すると、上原は懸案となっている守護神、青木は外野手の核として期待されている。外野手は柳田(ソフトバンク)が故障続きで招集の見通しが立っておらず、貴重な存在となる。

 ただ、鹿取義隆テクニカルディレクターが「選手の状況、球団の事情もあり、交渉は一筋縄ではいかない」と話す通り、上原はレッドソックスからFA、青木もアストロズとの契約交渉がまとまらなければ、FAとなる可能性がある。所属先未定では交渉は難しい。

 先発投手では、田中(ヤンキース)、前田(ドジャース)の名前が挙がるが、所属チームの主力投手だけに、越えるべきハードルは高い。期間中の限定招集を含めて可能性を探るとみられる。

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2016年11月14日のニュース