履正社・田中 魅せた二刀流高校1号ソロ「“神ってる”が続いている」

[ 2016年11月14日 05:30 ]

明治神宮野球大会第3日・高校の部準々決勝 ( 2016年11月13日    神宮 )

<履正社・福井工大福井>6回を8安打3失点の履正社・田中

 履正社の先発・田中が6回8安打3失点。エース・竹田との継投で11年ぶりの4強入りを決めた。

 岡田龍生監督が驚いたのは、田中のバットだった。同点の5回に高校1号となる左越えソロ。田中は「打席に入れば一人の打者」と胸を張るが、指揮官は「まぐれ以外の何ものでもない。(近畿大会決勝での2失点完投から)“神ってる”が続いている」と目を丸くした。名前は雷大と書いて「らいた」と読む。雷のような衝撃的な一発で背番号11がチームを救った。

 ▼福井工大福井・摺石(すりいし) 1週間前に腰を痛めたが、アドレナリンで克服できた。(9回4失点も注目の安田も抑えて)自信になった。もっと球速を上げて変化球も磨きたい。

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2016年11月14日のニュース