4番が決めたハム50勝!中田 逆転走者一掃打「ホントよかった」

[ 2016年7月13日 21:46 ]

<オ・日>8回2死満塁、走者一掃の逆転適時二塁打を放った中田は雄たけびを上げる

パ・リーグ 日本ハム3―2オリックス

(7月13日 京セラD)
 吠えた!2点を追う8回2死満塁、日本ハムの4番・中田がオリックスの平野佳から走者一掃の二塁打。逆転の一打に背番号6が二塁ベース上で雄叫びを上げた。

 「2死だったし、みんなが必死につないでつくってくれたチャンスだったので積極的に甘いボールはどんどん振っていこうと心掛けました」

 その言葉通り、三塁線へのファウルとなったものの、初球から振り、1球ボールを挟んで3球目の真ん中の外角寄りの151キロの速球を鮮やかに打ち返し「ボクが全然打っていない時にチームのみんながカバーしてくれていたので、ホント打ててよかったです」と笑みをこぼした。

 チームは前日のオリックス戦で敗れるまで球団新となる15連勝をマーク。連勝中の中田は50打数9安打、打率1割8分と不振が続き「使う続けてもらい申し訳ない気持ちもあった」と振り返る。前日の通算150号は空砲となってしまったが、この日は一振りで試合をひっくり返し、節目の50勝で前半を折り返す。

 「オールスター明けから気合をもう1回入れ直して頑張っていきたい。バッティングに関してはまだまだだけど、チームのために打ち続けたい」。復調の手応えをつかんだ4番の言葉は力強かった。

続きを表示

2016年7月13日のニュース