4万4411人動員も…ロッテ 東京D初開催で「重症」今季初4連敗

[ 2016年7月13日 05:30 ]

<ロ・ソ>わずか3安打。客は入ったが点は入らなかったロッテナイン

パ・リーグ ロッテ0―4ソフトバンク

(7月12日 東京D)
 ロッテは12日のソフトバンク戦(東京ドーム)で零敗を喫し、今季初の4連敗となった。

 球団初の東京ドームでの主催試合で千葉移転25年目の記念ロゴ入りユニホームが配布され、05年の実数発表後の最多となる4万4411人を動員したが、今季9度目の零敗。伊東監督は「お客さんが入っているのに見せ場がつくれなかった。流れが悪い。重症ですね」と話し「明日(13日)はどういう選手を使ってでも勝たなきゃいけない。もう妥協しません」と言い切った。規定打席到達者でリーグ最下位となる打率・215の清田が今季初めて2軍落ちすることが決定。清田は「しようがない。打てていないし」と話した。

 高浜も降格が決定。この日は2番スタメンも3打数無安打だった。今季は49試合に出場し、打率・220。「腰を痛めてからスイングがおかしくなっている。とらえているのに詰まっていたり、真っすぐがファウルになっている」と振り返った。

 昨季から今江、クルーズの内野2人が抜け、「今年のチャンスを逃したらあとがない」とキャンプから猛アピール。開幕スタメンを勝ち取った。だが、4月に打撃練習中に腰を痛めて2軍落ち。5月に復帰したものの、違和感は残っている。「前みたいなスイングができなくなった。腰の張りがあって、力をセーブしてしまう。全力で振っているつもりでも、マリンの打撃練習で柵越えが1本も入らなくなった」と話す。27歳は「全力でスイングスピードを上げる。(最短の)10日で(1軍に)戻ってこれるように」と話し、東京ドームを後にした。(渡辺 剛太)

 ▼ロッテ・涌井(7回3失点で4敗目。直球を続けて松田に先頭打者弾を浴びたことについて)そんなに深い理由はない。

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2016年7月13日のニュース