中田がV打!斎藤は5回無失点 日本ハムが逆転勝ちで前半戦締め

[ 2016年7月13日 21:18 ]

<オ・日>8回2死満塁、走者一掃の逆転適時二塁打を放った中田はベンチに向かってガッツポーズ

パ・リーグ 日本ハム3―2オリックス

(7月13日 京セラD)
 日本ハムはオールスター前最後の試合を4番・中田の一振りで逆転勝ち。今季50勝目を飾り、首位ソフトバンクと6ゲーム差の2位で折り返しとなった。

 今季2度目の先発マウンドに立った斎藤が5回を3安打2失点と好投。だが、打線がオリックスの先発・東明の前に沈黙した。初回2死一、二塁の先制機に大谷が空振り三振に倒れて無得点に終わると、2回以降は6回までわずか1安打と沈黙。逆に6回には守備の乱れでオリックスに2点の先制を許した。

 直後の7回には1死一、二塁のチャンスをつくり、東明を降板させたものの、代った比嘉にレアードは空振り三振に倒れ、代打・矢野も3番手の海田に三ゴロに打ち取られて得点を奪うことができなかった。

 しかし、0―2で迎えた8回2死から西川が4人目の吉田から四球を選んで出塁すると、田中賢が左前打でつなぎ、陽も四球で満塁。このチャンスに4番・中田が抑えの平野佳から右中間を破る走者一掃の二塁打を放って試合をひっくり返した。

 8回を宮西が抑えて球団新の29試合連続無失点。9回はマーティンが締めた。

 オリックスは3月30日の日本ハム戦(札幌D)以来となる今季2勝目を目指した先発の東明が6回1/6を3安打無失点と好投したが、救援陣が踏ん張り切れず、これで50敗目となった。

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2016年7月13日のニュース