実況も絶叫!メッツ42歳右腕 メジャー史上最年長初アーチ

[ 2016年5月9日 05:30 ]

<パドレス・メッツ>2回、2ランを放ったコローン(右)はプラウェッキに迎えられる(AP)

ナ・リーグ メッツ6―3パドレス

(5月7日 サンディエゴ)
 ついに出た。現役最年長42歳のメッツ・コローンが7日(日本時間8日)、メジャー初本塁打を放った。2回2死二塁からシールズが投じた内角高めの90マイル(約145キロ)を左翼ポール際へ。これがメジャー通算247打席目で42歳での初アーチは03年ランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)の40歳を抜き史上最高齢となった。

 実況アナウンサーも「impossible happen(不可能が起きた!)」と絶叫。DH制のア・リーグ在籍が長かったこともあり、試合前の時点で通算打撃成績は225打数20安打の打率・089。オフに年俸725万ドル(約7億7600万円)で契約延長した際、守備位置別に最も優れた打者に贈られるシルバースラッガー賞受賞で5万ドル(約540万円)の出来高を盛り込み「まず不可能だろう」と話題となったばかり。1メートル80、129キロの愛らしい体形で、空振り一つでも笑いを取る愛されキャラは「凄いことだよな。今でも信じられない」と体以上に目を丸くした。投げては6回2/3を3失点で通算221勝(今季3勝目)となった。

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2016年5月9日のニュース