MLB過去100年で初めての珍事…打数が記録されずに7度も出塁

[ 2016年5月9日 10:16 ]

<ナショナルズ・カブス>ナショナルズのハーパーは3回にジマーマンの適時打で本塁に生還する (AP)

ナ・リーグ ナショナルズ3―4カブス

(5月8日 シカゴ)
 ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(23)が8日のカブス戦において、1試合で6つの四球を選んだ。これは1999年のジェフ・バグウェル(アストロズ)に並んでメジャータイ記録。

 延長戦となったこの一戦でハーパーは計7回、打席に立ったが、6四球のうち3つが敬遠。さらに6回には死球を受けており、打数が記録されずに1試合で7度出塁するという、過去100年で初めてとなる珍事も起こった。

 このカブス4連戦ではハーパー絡みでもう一つ記録が生まれた。ハーパーは4試合で合計13の四球を選んだが、メジャーリーグの公式サイトによると、この数字は前人未到とのこと。同一カード4連戦において、これまでは1930年のマックス・ビショップと1948年のエディー・ジョーストがマークした12四球が記録だったそうだ。

続きを表示

2016年5月9日のニュース