金本新監督は「6」 掛布2軍監督の「31」と猛虎変革の象徴に

[ 2015年10月27日 04:52 ]

現役時代の金本の背番号6

 阪神・金本知憲監督(47)が阪神での現役時代の「6」を付けることが分かった。19日の就任会見では「何番でも構わない」とこだわらない姿勢を示した一方、球団側がファン感情などを考慮して注目の背番号を決めた。同様に現役時代の31番を背負う掛布2軍監督とともに猛虎変革の象徴になりそうだ。

 金本監督は02年オフに阪神へFA移籍した際、広島入団時から付けていた10番が阪神では初代ミスタータイガース、藤村富美男氏の永久欠番に相当したことから6番へ変更。以降2度のリーグ優勝に貢献するなど英雄的な活躍を演じたことで12年の現役引退時には6番を永久欠番とする案が一時浮上して結果的に見送られた。

 本人が「僕だけの番号じゃない。誰が付けてもいい」と後進に譲る考えを示した一方、球団やファンなど誰もが認める後継者は現れず、3年間空き番となっていた。

 阪神の歴代監督で1桁番号を付けたのは、75~77年に1番を背負った吉田義男氏の一例だけ。球界では巨人・長嶋茂雄監督が3番、広島・山本浩二監督が8番を背負った例がある。

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