真中監督シリーズ初勝利!山田の3連発に「とり肌が立った」

[ 2015年10月27日 22:22 ]

<ヤ・ソ>5回2死一塁、真中監督は逆転2ランの山田(右)を迎える

日本シリーズ第3戦 ヤクルト8―4ソフトバンク

(10月27日 神宮)
 敵地で2連敗を喫して戻ってきた本拠地・神宮でヤクルトが強さを発揮。序盤からシーソーゲームとなったが、トリプルスリー男・山田が日本シリーズ初の3打席本塁打を放つ活躍など活躍し、今シリーズ初勝利を挙げた。

 「嫌な流れだったので、きょうの一つは大きいと思います。(山田の3打席本塁打は)僕自身とり肌が立ちました。素晴らしいバッティングでしたね」。監督としてシリーズ初勝利に真中監督が相好を崩す。

 先発の杉浦は味方が得点した直後に失点する悪いパターンだったが、2番手のロマン以降は石山、久古、オンドルセク、そして守護神のバーネットと継投もピタリ。「中継ぎ陣がシーズン同様にしっかり抑えてくれた。ナイスピッチングです」と指揮官も満足げ。

 まだ1勝2敗と相手が有利な状況には変わりはないが、4番の畠山にも一発が飛び出し、5番・雄平にも今シリーズ初安打が生まれるなど好材料もあった。「まだ一つ勝っただけ。ここから一つ一つ大事に戦って頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

続きを表示

2015年10月27日のニュース