“打のヒーロー”上田&川端「優勝決めます」29日広島戦で必ず

[ 2015年9月28日 21:58 ]

<ヤ・中>8回2死 川端は試合を決定づける右越えソロを放つ

セ・リーグ ヤクルト6―2中日

(9月28日 神宮)
 投打ががっちりかみ合って、14年ぶりのリーグ制覇に王手をかけたヤクルト。今季初白星を挙げた先発の杉浦は「この時期の初勝利は申し訳ない気持ちですが大事な試合で勝ててホッとしています」としっかり結果を出して笑顔が止まらない。

 打線は3試合ぶりの2桁安打となる16安打6得点。先頭の上田が今季1号を含む5打数4安打でけん引すると、2番・川端は球団日本人選手最多となる今季21度目の猛打賞。上田が「たまにはこれくらい打たないと、ネットで何を書かれるか分からない」と笑わせれば、川端も「上田が打つので負けてられないと思った」と応えるなどチームの雰囲気も最高潮の様子だ。

 マジック1。29日に本拠地・神宮で行われる広島戦で引き分けても優勝が決まるが、選手はもちろん勝って真中監督を胴上げすることしか考えていない。「あしたは絶対に勝って優勝を決めます」と打のヒーロー。頼もしい言葉にスタンドの声援はしばらくやまなかった。

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