藤浪 4度目完封でリーグトップタイ14勝!本拠地CSに望み

[ 2015年9月28日 21:20 ]

<神・巨>力投する藤浪
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セ・リーグ 阪神2―0巨人

(9月28日 甲子園)
 阪神の藤浪が両リーグトップの今季4度目完封。138球を投げ8安打無失点、8奪三振の好投で、リーグトップタイの14勝目をマークした。

 引き分け以下なら阪神の3位以下が確定し、CSに進出しても甲子園開催がなくなる大事な試合でチームの連敗を2で止め、自身としても4連勝、甲子園8連勝をマークした。

 藤浪は初回、片岡、阿部の安打で2死一、三塁とされるが、長野を空振りの三振に切って取る。2回、5回に安打で走者を出すが、ともに併殺に打ち取り、終盤7回、8回、9回と得点圏にランナーを背負いながらもピンチを切り抜けた。

 打線も初回から援護。鳥谷が中前打と犠打、ポレダの暴投で三進し、マートンの左前適時打で先制。さらに、ゴメスの三ゴロで、二塁の片岡に捕球ミスが出てマートンが三塁に進み、新井の三ゴロ間に加点した。

 巨人の先発・ポレダは5回を投げ4安打2失点(自責点1)。2回以降は無失点に抑える力投も、打線の援護なく5回に代打を送られ降板し8敗目(8勝)。2位の巨人が敗れ、優勝M3で迎えたヤクルトが中日に勝ったためM1となり、巨人の4連覇は厳しい状況となった。

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