国体で心温まる一幕…地元・智弁和歌山 花咲徳栄に「おもてなし応援」

[ 2015年9月28日 10:59 ]

<智弁和歌山・花咲徳栄>完封勝利し、ガッツポーズをする智弁和歌山・斎藤祐太

第70回紀の国わかやま国体高校野球(硬式)競技2回戦 智弁和歌山6─0花咲徳栄

(9月28日 紀三井寺)
 智弁和歌山が投打にかみ合い快勝した。

 4回まで花咲徳栄の2年生左腕・高橋昂也投手の前に1人も走者を出せなかったが、5回に敵失などで好機を広げると8番・大石のスクイズで1点をもぎとった。6回からは2番手の鎌倉知也投手(3年)を攻め立てて追加点。8回には4番・春野航輝内野手(3年)が高校通算40号となる左越えソロを放った。

 投げては斎藤祐太投手が2安打完封の好投を見せた。

 地元勢とあって、智弁和歌山には生徒ら1500人の大応援団が駆けつけた。そのうち500人は一塁側スタンドで花咲徳栄を「おもてなし応援」。おなじみの応援曲「ジョックロック」などを演奏して盛り上げ、花咲徳栄の4番・大滝愛斗外野手(3年)は「ジョックロックは憧れの応援でもあるし、その中でやらせてもらえてうれしかった。負けてしまったけれど感謝しています」と話した。

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2015年9月28日のニュース