真中監督 執念の6人リレー「みんながつないでくれた」

[ 2015年9月28日 05:30 ]

<巨・ヤ>回またぎで39セーブ目を挙げたバーネットは派手なガッツポーズを見せる

セ・リーグ ヤクルト2-1巨人

(9月27日 東京D)
 計6投手による継投で1点リードを守ったヤクルト・真中監督は「全員が集中力を持って最後まで粘った。しんどい試合だったが、救援陣みんながつないでくれた」と目を細めた。

 攻めの姿勢を貫いた。7回に3番手で登板したロマンが1死一、二塁とされると、左の代打・堂上に対して左腕・久古にスイッチ。久古は堂上を空振り三振、同じ左の代打・アンダーソンを中飛でピンチを切り抜けた。

 8回も2死三塁とされると守護神バーネットを早々と投入。今季4度目の回またぎで39セーブ目を挙げた右腕は「アドレナリンをコントロールするのが難しかった」と興奮しながら振り返った。

 「気分的には楽になった部分はあるけど、こういう試合を自信に代えて今までと同じく、1試合ずつ戦っていく」と真中監督。28日からは神宮球場で3試合を戦う。本拠地での戴冠へ、もう遮るものはない。

続きを表示

2015年9月28日のニュース