菅野、対ヤクルト４戦全敗…10・４最終戦も先発予定「リベンジを」

＜巨・ヤ＞帽子をかぶり直す菅野。５回２失点で降板

セ・リーグ 巨人１－２ヤクルト

（9月27日 東京Ｄ）
　巨人・菅野は悔しさを押し殺した。プロ入り初の中４日で天王山第２戦に臨んだが、５回を２失点。今季同カードは４戦４敗となり、１１敗目を喫した右腕は「諦めたらそこで終わり。次の登板に向けて全力で調整していきたい」と必死に前を向いた。

　序盤から思い切り腕を振った。直球は最速１５０キロを計測し、４回までは２安打無失点。だが、中４日の影響が５回に出た。投手の石川に適時打を浴びるなど３安打を集中されて２失点。「マウンドに上がるまでしんどくなかったけど、途中で疲れるのが早かった」と振り返った。

　次回はシーズン最終戦となる１０月４日のヤクルト戦（東京ドーム）に登板予定。もちろん優勝を懸けた大一番となる可能性もゼロではない。エースは「もし、そう（優勝を懸けた試合に）なれば、リベンジできるように全力を注ぐ」と目をギラつかせた。（山田　忠範）