マー君、7回3安打1失点9奪三振!復帰戦で今季3勝目飾る

[ 2015年6月4日 07:01 ]

復帰戦で7回を1失点と好投したヤンキース・田中(AP)
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ア・リーグ ヤンキース3―1マリナーズ

(6月3日 シアトル)
 右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしていたヤンキースの田中将大投手(26)は3日(日本時間4日)、シアトルでのマリナーズ戦に先発し、7回78球を投げて3安打1失点9奪三振と好投、今季3勝目(1敗)挙げた。ヤンキースは3―1で勝って3連勝。

 4月23日のタイガース戦以来41日ぶりとなる復帰戦。田中は初回はモリソンを空振り三振、ジャクソンを三ゴロ、そしてカノを遊ゴロと上々の立ち上がり。1点を先制点した2回もクルーズ、シーガーを連続で見逃し三振に仕留め、S・スミスは二塁手ドルーの好守で二ゴロと3者凡退に抑えた。

 3回に 先頭のミラーに右中間への三塁打を許すと、続くアクリーには左越え二塁打を浴びて同点。1死後にはモリソンに左前打を許したが、左翼手のフローレスが好返球でアクリーの本塁生還を阻止。勝ち越しは許さなかった。

 再び2点リードとなった4回はクリーンアップを3者凡退。続く5、6、7回とマリナーズの攻撃を3人ずつで退けた。球速は78球目に最速の154キロをマーク、毎回の9三振を奪い、無四球。78球中58球がストライクと制球もよく、ジラルディ監督がメドとしていた85球を下回る球数で7回を投げ切った。

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