交流戦“鬼門”のDeNA…3カード連続負け越しで首位陥落

[ 2015年6月4日 21:40 ]

<D・ソ>厳しい表情の中畑監督

交流戦 DeNA0―8ソフトバンク

(6月4日 横浜)
 DeNAが交流戦に入り3カード連続の負け越しを喫し、5月5日から守ってきた首位の座を巨人に明け渡した。

 今季DeNAは4月24日の中日戦から51年ぶりの7カード連続で勝ち越し、5月5日には4連勝で首位浮上と快進撃を続けていた。だが、中畑監督はケガ人もあり「こんなの長く続かないのは分かっている。不安だよ」「勝ち続けている緊張感の中、全体的に疲れが…」と語っていたが、交流戦に入ってその心配が的中してしまった。

 そもそもDeNAは交流戦が“鬼門”となっている。横浜時代を含めても、10年の歴史で勝ち越したのは3回。DeNAになってからも、昨年は13勝11敗と初めて勝ち越したものの、13年は7勝17敗で最下位、12年は9勝14敗1分けで10位と、3年間で29勝42敗1分けと大きく負け越している。

 だが、勝ち越した14年、07年、05年は3度ともリーグ最下位を逃れているだけに、逆にここが踏ん張りどころと言えそうだ。

◆DeNA(横浜)の交流戦成績(交流戦順位→リーグ最終順位)◆
14年 13勝11敗(5位→5位)
13年 7勝17敗(最下位→5位)
12年 9勝14敗1分け(10位→6位)
11年 7勝13敗4分け(11位→6位)
10年 6勝18敗(最下位→6位)
09年  6勝18敗(最下位→6位)
08年  6勝18敗(最下位→6位)
07年 14勝9敗1分け(3位→4位)
06年 15勝21敗(10位→6位)
05年 19勝17敗(6位→3位)

続きを表示

2015年6月4日のニュース