岸、今季初登板で7回1失点!西武9回追いつき12回ドロー

[ 2015年6月4日 22:17 ]

<中・西>今季初登板の西武・岸

交流戦 中日1―1西武

(6月4日 ナゴヤD)
 西武の岸が4日に行なわれた交流戦の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初登板。先発で7回を投げ5安打8奪三振1失点と好投した。

 西武エースの復帰戦は、現在6勝を挙げている中日・大野との投手戦となった。初回は1番大島、2番亀沢、3番森野を全て外野フライに仕留めた。2回に先頭打者の4番ルナにソロアーチを浴びたが、後続を凡打に抑えて追加点は許さなかった。

 3回は3者連続の空振り三振斬り。4回、森野への四球と和田の右安打で2死一、三塁のピンチを招いたがエルナンデスを見逃し三振に抑えた。

 5回、6回も危うげなく抑えて迎えた7回、2つの安打で1死一、三塁のピンチに。8番松井にスクイズを仕掛けられたが、一塁手メヒアの好守備で本塁生還を阻止。味方の援護もあり、無失点でしのいだ。その後8回の攻撃で代打を送られて交代した。

 岸の奮投に応えたい打線は、8回まで大野を攻めあぐねていたが9回に奮起。1死一塁の場面で3番浅村が右中間二塁打。土壇場で同点に追いつき延長戦に突入した。

 10回、渡辺の安打と代打・大崎の死球で2死一、二塁に。福谷の暴投で二塁走者の渡辺が一気に本塁を狙うも憤死となり勝ち越しならず。12回引き分けでゲームセットとなった。

 2回にルナの3号ソロで先制点をもらった中日の大野は、テンポの良いピッチングでゼロ行進を続けるも、完封目前の9回に痛恨失点。セ・リーグ単独トップとなる7勝目はつかめなかった。

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