阪神・岩貞、覚悟を決めて今季初勝利「ダメなら今シーズン終わり」

[ 2015年6月4日 22:31 ]

<神・ロ>お立ち台で笑顔の岩貞(左)と江越

交流戦 阪神3―0ロッテ

(6月4日 甲子園)
 阪神は先発の岩貞が好投を見せて2連勝。ロッテとのカードを勝ち越した。

 5月24日のDeNA戦で3回途中4失点でマウンドを降りた岩貞は直後に2軍降格。「不甲斐ない投球のあと、今回の投球にかける思いは強かった。ダメなら今シーズンは終わりくらいのつもりだった」。1軍復帰登板なったマウンドで覚悟を決めた岩貞は7回途中、6回2/3を投げて5安打無死点と見事な見事なパフォーマンスを見せた。

 打線もこの好投を援護。この日、岩貞とともに1軍登録され、即スタメンの江越が2回に「思い切っていった結果」と中越えの適時三塁打で先制。「あの1点が大きかった」と岩貞はその後、波に乗って昨年8月17日のDeNA戦以来となる白星を手にした。

 和田監督は「しっかりと腕を振って投げてくれた」と岩貞の99球を評価。江越の先制打についても「風に乗りましたね」と目を細めていた。

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