CSに向け不安…広島 4度リードも投手陣崩壊

[ 2014年9月18日 05:30 ]

<広・巨>8回無死一塁、代打・大田(左)に左越え2ランを浴びる中田

セ・リーグ 広島7-9巨人

(9月17日 マツダ)
 23年ぶりのVが絶望的になったと言うよりも、CSは大丈夫なのか…と不安を覚える1敗だ。初回の4点、そして3回以降の3度のリードもことごとくフイにし、最後は逆転を許した広島投手陣。勝ち試合を落とし、野村監督は「勝ち越せば打たれる。仕方ないね…」と思わずため息だ。

 大観衆を最も落胆させたのは3番手・中田だ。7―6の8回に登板。代打・大田にまさかの痛恨の逆転2ランを浴び、揚げ句は自らの暴投で決定的な9点目を失った。

 中田は3試合連続の被弾。CSには欠かせない戦力だけに今後の起用法が悩ましいが、首脳陣は現状のまま、勝利の方程式を任せる意向だ。手綱を緩めながら戦った相手に敗れ、巨人戦は6年連続の負け越しが決定。指揮官は「巨人にこういう試合をやられた現実を、見つめないといけない」と立て直しを誓った。

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2014年9月18日のニュース