金子の“愛妻”伊藤　摂津から読み通りＶ打「まだ諦めていない」

＜オ・ソ＞６回１死満塁、伊藤は勝ち越しとなる中前２点適時打を放つ

パ・リーグ オリックス１０－４ソフトバンク

（9月17日 京セラＤ）
　オリックス打線は１０得点で金子を大量援護した。

　３回に糸井の適時打などでチーム２１イニングぶりの得点を挙げると、同点の６回１死満塁で打席には伊藤。ここで捕手の読みが働いた。相手の守備隊形は併殺狙い。摂津の得意なシンカーでゴロを打たせにくると頭に入れ、甘く入ったその球を中前に運び、勝ち越し２点適時打とした。「摂津さんを打ち崩したいところで打てたので自然と出た。チームとして通過点。まだ（優勝を）諦めていない」と力強かった。

　▼オリックス・ペーニャ（リーグトップに並ぶ３１号３ラン。ＣＳ進出決定にも）優勝を目標にやっている。