DeNAドラ1柿田当て逃げで聴取受けていた 1週間謹慎処分

[ 2014年9月9日 06:21 ]

当て逃げで事情聴取を受けていたDeNAの柿田

 DeNAのドラフト1位・柿田裕太投手(22)が乗用車で当て逃げ事件を起こしたとして道交法違反(事故不申告)の疑いで神奈川県警浦賀署から事情聴取を受けていたことが8日、分かった。球団は柿田にけん責と1週間の謹慎処分を下し、無期限の運転禁止を命じた。

 関係者によると、柿田は8月下旬に横須賀市内の大型量販店で買い物を終え、駐車場で乗用車を運転した際に止まっていた他車と接触した。一度降車して状況を確認したが、再び乗車して走り去った。柿田の車のナンバーを目撃していた他の利用客が通報し、物損事故が発覚。柿田は深く反省しており、被害者と示談が成立しているという。

 柿田は13年ドラフト1位で入団。今季は1軍登板はないが、イースタン・リーグでは先発でチーム最多の7勝をマーク。謹慎処分は5日で解除され、6日から練習を再開している。今回の事態を重くみた球団は、県警職員を招いて今月中にも選手たちを対象に交通安全講習会を行う予定だ。

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2014年9月9日のニュース