おかわり キングタイ30号も「大台ではない。どうでもいい」

[ 2014年9月9日 05:30 ]

<ロ・西>1回1死、中村は左越え本塁打を放つ

パ・リーグ 西武7-0ロッテ

(9月8日 QVC)
 西武・中村にとっては何でもない数字だった。3年ぶりとなる30本塁打に到達。しかし、過去4度本塁打王の実績を持つ主砲は「(30本は)大台ではない。どうでもいい」と言い切った。

 初回、2点を先制した直後だ。1死走者なしから藤岡の139キロ直球を叩くと、打球は左翼ポールに直撃。前日にリーグトップに立った同僚・メヒアに1日で並んだ。

 11年は自己最多タイの48本塁打を記録。ただ、左膝の故障などでここ2年は27、4本と苦しんだ。今季も右肘の違和感と闘いながらのシーズンが続き、田辺監督代行は「万全な体調でない中、価値ある30本」と拍手を送った。だが、中村は「40本以上打ったことがある。40本も大台とは思わない」ときっぱり。自己記録を更新しなければ「大台」とは呼ばない。

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2014年9月9日のニュース