阪神 メッセまさかの8失点KO…首位・巨人と5・5差に広がる

[ 2014年9月9日 21:38 ]

<神・巨>4回無死満塁、マウンドを降りるメッセンジャー(手前)とベンチで厳しい表情の和田監督(左から2人目)

セ・リーグ 阪神2―8巨人

(9月9日 甲子園)
 阪神は先発メッセンジャーが早々に崩れて4連敗。首位・巨人とのゲーム差は5・5に広がった。「4回はなんとか粘らないといけなかったけれども、そうしたピッチングができませんでした。ゲームを作ることができず、早いイニングでマウンドを降りることになってしまって、チームに申し訳ないです」。メッセンジャーは肩を落とした。

 まさかの乱調だった。初回、いきなり坂本に先制2ランを被弾。その後は立ち直ったかに思われたが、4回に悪夢が待っていた。坂本の左前打から四球を挟んで5連打を浴び、この回、1死も取れずに降板。3回0/3を6安打8失点でKOされた。

 今季、巨人戦はここまで7試合に登板し、無傷の4勝を誇っていたメッセンジャー。そんな頼みの男が崩れ、逆転Vへ大事な巨人、広島との6連戦の初戦を落とした。ベンチの和田監督は厳しい表情でグラウンドを見つめるしかなかった。

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2014年9月9日のニュース