杉内“6度目の正直”で宿敵メッセに投げ勝ち今季9勝目!

[ 2014年9月9日 21:12 ]

<神・巨>9勝目を挙げた杉内(左から3人目)は江柄子からウイニングボールを受け取る

セ・リーグ 巨人8―2阪神

(9月9日 甲子園)
 巨人・杉内が“6度目の正直”で白星を手にした。阪神先発メッセンジャーとは今季6度目の投げ合い。これまで5度はメッセンジャーが2勝0敗、対して杉内は0勝2敗と勝てなかった。しかもリーグ制覇に向けて、大事な9連戦の初戦。「やっと勝てたのでうれしいです」。責任を果たし、満足げに白い歯を浮かべた。

 「初回から飛ばしていこうと思っていた」。その言葉通り、3回まで完全投球で相手に流れを渡さなかった。味方打線は初回に坂本の2ランで先制。4回には一挙6得点の猛攻と大量援護を受けた。「点を取ってくれたのが大きかった。相手がメッセンジャーだったので、気持ちに余裕ができました」。7回2失点の好投を支えた攻撃陣に感謝した。

 3位・阪神とのゲーム差を5・5に広げ、9連戦を白星スタート。「何とか9連戦の頭を取れたので、あしたは菅野に頑張ってもらいます。チームみんなで優勝をもぎ取れるよう頑張っていきます」。今季9勝目を挙げた杉内は、確実に近づく“ゴール”に向け、言葉に力を込めた。

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