中日 「一番やってはいけないこと」で今季初の同一カード3連勝逃す

[ 2013年6月30日 18:11 ]

9回2死一、三塁、中村にサヨナラ打を浴び、引き上げる中日・武藤

セ・リーグ

(6月30日 中日2―3DeNA)
 今季初の同一カード3連勝とはならなかった中日。先発の大ベテラン山本昌が味のある投球でDeNA打線を沈黙させていたが、8回から様相が一変した。

 4番手の中田賢が、代わってすぐに多村に同点弾を浴びた。中田賢は25日の阪神戦でも決勝本塁打を打たれており、まさにそのVTRを見ているよう。「一番やってはいけないこと」とまさに痛恨の1球で流れは変わった。

 打線の援護が乏しい中で粘投する三浦に勝ち星をと一丸となったDeNAに対し、9回は中日投手陣の攻めきれない投球がサヨナラ負けにつながったようにも映った。

 高木監督は「3つ勝つのはなかなか難しい。でも勝てる展開の試合は勝たないといかん」と、リリーフ陣の奮起をうながした。

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2013年6月30日のニュース