T―岡田1軍復帰後7打数無安打 新フォームも成果出ず

[ 2013年6月30日 06:00 ]

<オ・楽>4回2死、T-岡田は一塁ゴロに倒れる

パ・リーグ オリックス0-2楽天

(6月29日 京セラD)
 オリックスは前夜の逆転サヨナラ勝利を上昇気流に結びつけることができなかった。散発3安打。オリックスは6回以降一人の走者を出すこともできず、チーム12年ぶりに月間5度の完封負けを喫した。

 「今までもクリーンアップだけじゃなかった」。下降気味の打線の状態を聞かれた森脇監督は、得点をクリーンアップに頼りすぎていた今までの戦い方から危機感は抱いていた。

 打線のてこ入れとしてT―岡田を1軍昇格させたものの、2試合で7打数無安打。「結果が出ていないのでいいとは言えないけれど、練習ではいい感じなので…。自分のスイングをするしかない」。悩める和製大砲は、第2、3打席とグリップを離して構え、打つときにくっつける「バスターのようなイメージ」の打撃フォームを試合で初めて披露した。「上半身と下半身のバランスをとる」のが狙いだったが「いきなりだったからビックリした」と石嶺打撃コーチ。T―岡田にすれば、現状を何とか打開したい思いの表れだった。結果は一ゴロ、二ゴロ。試行錯誤はしばらく続くかもしれない。

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2013年6月30日のニュース