コミッショナー辞任は?「そもそも請われてなった」

[ 2013年6月30日 08:06 ]

挨拶する加藤コミッショナー

 【加藤コミッショナー一問一答】

 ――前日に第三者委員会の初会合が行われた。

 「見守っていくということ。第三者委員会を12球団で合意してつくることになって、それができて、動きだすわけだから」

 ――選手会からは要望書が提出された。

 「これはむしろ、(セ、パ・リーグの)両理事長に行って、両理事長と第三者委員会の関係で光を当てられるということになる。両理事長宛てですよね」

 ――あらためて、辞任しないという考えは変わらないか?

 「辞任の意向があるとかないとかという話ではなく、そもそもコミッショナーというのは私から見れば、当時請われてなったわけで。自分としては改革とか改善に努めてこれまで至っている、と」

 ――今後の球界についてのビジョンなどはあるか?

 「野球はやはり国際化しないといけない。オリンピックにも戻るかもしれない。人口も減っていく。そういう中で他のスポーツと競り合って、人材を獲得して、しかも国際的に大きな存在であり続ける、と。そう簡単ではない。IBAF(国際野球連盟)とかとの関係も大事だ。もっと連携していく。具体的にどこで何が実るか、やってみないと。投資というものはすぐに出てこない。効果がね。だから投資なんです」

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2013年6月30日のニュース