初戦完封の小野が完全リリーフ!桐蔭横浜大、愛知大下し8強

[ 2013年6月13日 11:24 ]

<桐蔭横浜大・愛知大>好救援を見せた桐蔭横浜大・小野

第62回全日本大学野球選手権2回戦 桐蔭横浜大1-0愛知大

(6月13日 東京ドーム)
 第62回全日本大学野球選手権第3日は13日、東京ドームと神宮球場で2回戦と準々決勝を行い、東京ドーム第1試合は桐蔭横浜大(神奈川大学)が愛知大(愛知大学)を1―0で下し、ベスト8入りを果たした。

 愛知大の水越、桐蔭横浜大の横山と両先発投手の息詰まる投手戦に決着をつけたのは桐蔭横浜大・阿部亮のバットだった。0―0で迎えた7回、2死から右越えに先制ソロ。ようやく挙げた虎の子の1点に、斉藤監督も動いた。先制した直後の8回、2死一、二塁のピンチを迎えると、好投の横山からすかさず、初戦の東日本国際大戦(11日)で完封勝利を飾ったエース小野にスイッチ。小野は冷静に愛知大・玉水を右飛に仕留め、この回を終わらせると、9回も一ゴロ、二ゴロ、二ゴロと完全リリーフで守り切った。

 大会通算699号本塁打となった阿部亮は「後ろにつなごうという意識で打席に入った」というが、完ぺきに捕らえた打球に「今までで一番気持ちのいい本塁打でした」と笑顔。斉藤監督は7回2/3を5安打無失点に抑えた横山を「彼の持ち味である緩急を使って丁寧に投げてくれた」と評価した後、好リリーフの小野について「よく落ち着いていた。昨年から大舞台を踏んでいることはある」と目を細めた。

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2013年6月13日のニュース