東北福祉大 貫禄8強!2年生左腕と1年生右腕が完封リレー

[ 2013年6月13日 14:05 ]

日本文理大戦に先発し、好投した東北福祉大・高橋

第62回全日本大学野球選手権 東北福祉大3-0日本文理大

(6月13日 東京ドーム)
 東京ドーム第2試合は、7年連続30回目の出場を誇る東北福祉大(仙台六大学)が日本文理大(九州地区大学)を3―0で破って8強入りを果たした。

 東北福祉大は初回、死球と犠打で築いた2死三塁から4番・永田の右前適時打で先制。7回には2死一、三塁から3番・宮本の右前打で1点を加えると、8回には敵失と犠打で1死三塁としてから渡辺がスクイズを決めてリードを3点に広げた。

 投げては先発した2年生左腕の高橋が4回1/3を2安打無失点。5回1死三塁のピンチで高橋をリリーフした1年生右腕の羽田野はそのピンチを空振り三振ゲッツーで切り抜けると、結局、味方の失策で6回と9回に2人の走者を出しただけで、4回2/3を無安打無四球7奪三振の力投だった。

 山路監督は「高橋は立ち上がり不安だったが、1点取ってもらって気持ちが楽になったと思う。羽田野は大会前から調子が上がっていた。(最初の)ピンチを抑えたことで試合に入っていけたのだと思う」と下級生2人の完封リレーに満足げな表情。羽田野は無安打リリーフについて「今初めて聞いて分かった」と無我夢中だった投球を振り返りつつ、「先輩たちとベスト8まで来たので、優勝目指して頑張りたいです」と頂点を見据えた。

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