ソフトB 交流戦V 秋山監督「ピンとこない」も日本一へ手応え

[ 2013年6月13日 22:03 ]

交流戦優勝を飾り記念撮影に納まるソフトバンクナイン

交流戦 ソフトバンク11―4ヤクルト

(6月13日 ヤフオクD)
 楽天の逆転負けをヤフオクドームのスクリーンで見届けたソフトバンクナイン。ハイタッチを交わし、握手をする選手同士の顔は、ひと仕事を終えた充実の表情だった。

 交流戦2年ぶり4度目の優勝に秋山監督は「ピンとこない」。「それよりパ・リーグのほかのチームが負けてくれた方がいい」と思わず本音も口にした。

 借金1で交流戦に入り、いきなり広島に連敗してのスタート。苦しいスタートとなったが、5月26日のヤクルト戦に勝ちここから5連勝。1つ負けた後、さらに1引き分けを挟んで6連勝と別チームのようによみがえった。

 26試合無失点の球団記録タイをマークした千賀を筆頭に若手投手陣が成長、打線も日替わりでヒーローが登場。気が付けば、リーグでも首位ロッテに1ゲーム差まで迫った。

 優勝しても慎重に言葉を選びながらインタビューに答えた秋山監督。「われわれの目標は日本一。これがいいきっかけになれば」と、4度目で初めて本拠地で決めた優勝に秋に勝ち取りたい真の優勝に手応えを感じていたようだった。

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