松井 直球、ツーシームのみでも10奪三振

[ 2012年9月10日 06:00 ]

7回1安打で完封した桐光学園・松井

秋季高校野球神奈川大会 桐光学園7-0中央農

(9月9日 保土ヶ谷)
 今夏甲子園4試合で68奪三振をマークした桐光学園の2年生左腕・松井が秋季神奈川大会2回戦の中央農戦に先発し、7回1安打無失点で完封勝利を挙げた。8月20日の甲子園準々決勝・光星学院(青森)戦以来20日ぶりの実戦登板だったが、直球とツーシームのみで10奪三振。得意球のスライダーを封印し「新チームの初戦で自分が流れをつくれるようにと思って投げた」と振り返った。

 甲子園後は疲労を取るために1週間ノースローで、9月に入り投球練習を再開。球数を減らすこと、打たせて取ることをテーマに掲げ、ツーシームを有効に使い内野ゴロで9個のアウトを奪った。76球で7回を投げきり「直球は60(点)くらい。悪いなりにまとめられた」。他校からマークされることになるが「打たせるつもりはない。自分の投球を貫きたい」と、2季連続甲子園出場へ意欲的だった。

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2012年9月10日のニュース