強豪ゆえの屈辱 村田「受け入れざるを得ない。でも予想はしていない」

[ 2012年9月10日 10:56 ]

<ヤ・巨>6回2死満塁、代打に高橋由が送られ、ベンチで肩を落とす村田
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セ・リーグ 巨人4-4ヤクルト

(9月9日 H新潟)
 0―3の6回2死満塁、ヤクルトは先発左腕・石川から松井光にスイッチした。巨人・原監督は「ここは由伸に任せる」と、5番村田に代えて代打・高橋由のコール。結果は走者一掃の適時二塁打で的中した。

 「右投手ですし、得点圏(の打率・242)も良くない。受け入れざるを得ない状況だと思う。でも、予想はしていない」と話した村田。「これも強いチームの試練だと思いますし、こういうチームを求めてきたわけですから」と唇をかんだ。

 直前の阪神3連戦(甲子園)で13打数2安打と精彩を欠いた。7日のヤクルト戦(神宮)では、2回の好機に三ゴロ併殺打で直後の守りで交代。原監督が試合途中にリフレッシュを兼ねて帰宅を許す荒療治だった。その夜、自宅のバリカンでほぼ丸刈りにして臨んだ新潟遠征だったが、移籍後初めて代打を送られる屈辱。横浜時代の05年8月30日広島戦(平塚)で9回に代打・内川を送られて以来7年ぶりだった。

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