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苦手の西武に雪辱!マー君ペース度外視でねじ伏せた

<楽・西>7回1死一、三塁大崎を投ゴロ併殺に打ち取り吠える田中

パ・リーグ 楽天9-2西武
(9月9日 Kスタ宮城)
 連続イニング無失点が26回でストップすると、楽天の田中はグラブを右手で叩いて悔しさをあらわにした。6回まで2安打無失点の完封ペースも7回に3安打を集中されて1点を失った。8回に1失点したが、116球で9回を投げきり、チームトップの8勝目。「記録に興味はなかったけど皆さん(報道陣)が言うから…。次は放っておいてくださいね」と笑わせた。

 過去2試合はともに延長10回を無失点。24イニング連続無失点の自己記録を更新したが、記録よりも、とにかく勝ちたかった。「西武にはコテンパンにやられていた。球数が何百球になってもしっかり抑えたいと思った」。今季西武戦は2戦2敗、計7イニングで11失点。通算でも4勝13敗と、パの球団では唯一負け越していた。

 理由は力み。中島、中村を擁する強力打線に対して無意識に力が入ってしまい、今季の不振の象徴でもあったシュート回転した直球を痛打されまくった。8月19日の前回対戦(西武ドーム)は5回0/3を10安打6失点。その後は登板間のブルペンを 1回から2回に増やし、本格的にフォーム修正に着手した。力みで遠回りする右腕をコンパクトに回るよう修正。リリースの力強さが増し、シュート回転は解消した。

 ごまかしが利かない西武打線が、完全復活に向けて背中を押してくれた。この日は常に「気を抜くとやられる」とマウンドで自らに言い聞かせながら集中を保ち、先頭打者を出塁させたのは7回だけ。「打たせてアウトを取る」という省エネの意識も全くなかった。首位・西武に3連勝。星野監督は田中について「(失点した7、8回は)点を取ってもらい過ぎてリズムが狂ったな。でも勝ちが付くことが大事や」とうなずいた。

 チームは4連勝で4位に浮上し、11日からは4ゲーム差の3位ソフトバンクとの3連戦。1週間の遠征を前に、田中はお立ち台で「次に戻る時は違った順位にいられるように結果を出したい」と言った。狙うは逆転でのCS進出。エースが投球と同様、力強いコメントも取り戻した。

 ▼楽天・佐藤投手コーチ(田中について)よかったと思うよ。失投は1球ぐらいだったんじゃないかな。

[ 2012年9月10日 06:00 ]

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