青木 2ランも不安になった「怪しいベースの踏み方したので」

[ 2012年9月10日 08:19 ]

カージナルス戦の9回、右越えに2ランを放ち、打球の行方を追いながら一塁を回るブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ4―5カージナルス

(9月9日 セントルイス)
 ブルワーズの青木は9日、セントルイスでのカージナルス戦に「1番・右翼」で出場。3試合ぶりに安打を放ち、5打数2安打2打点だった。内容は右中間二塁打、中飛、二ゴロ、遊ゴロ、右越え本塁打(打点2)で、打率は2割8分3厘。チームは延長10回、4―5でサヨナラ負けした。

 青木が2点を追う9回2死三塁で「ここでドカンと、と思っていた。絶対ホームランを打つという気持ち」と、一時は同点となる2ランを右越えに放った。

 カージナルスの抑えモットは今季33セーブの剛球投手。「力強いボールが来るので、力強く打ち返す」と心に決めた30歳は、内寄り速球をたたいた。絶好の場面で飛び出した8号2ランに「ちょっと興奮しすぎて、怪しい(ベースの)踏み方をした」と一塁を回ったところで立ち止まってから笑顔でベースを一周した。

 ただ、試合は延長10回にサヨナラ負け。「仕方ない」と話したが、残念そうだった。(共同)

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