仙台育英が大勝!石巻出身の星が2安打3打点

[ 2012年7月23日 06:00 ]

<仙台育英・聖和学園>6回1死二塁、4番・上林(右)の右越え三塁打で二塁から本塁へ向かう仙台育英・星

宮城大会準決勝 仙台育英9―1聖和学園

(7月22日 Kスタ宮城)
 東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市出身の仙台育英・星が、2安打3打点の活躍でチームを2年ぶりの決勝進出に導いた。

 4―0の6回1死満塁から内角のスライダーを左翼線へ運び、走者一掃の適時二塁打。「後半は変化球主体になってきていたので、しっかり狙って打てた」。この回一挙5得点の猛攻の火付け役となり、聖和学園に9―1で7回コールド勝ちした。

 石巻中央シニアでは今春センバツに出場した石巻工の阿部主将、聖光学院(福島)のエース岡野とチームメート。2人が甲子園で活躍する姿に「悔しい思いで見ていた」と今夏に臨む力に変えた。決勝の相手は宮城の高校野球をけん引してきた東北と3年ぶりに夏の決勝で激突。「石巻に明るいニュースを届けるためにも頑張りたい」と話した。

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2012年7月23日のニュース